ようこそサーカス!

館長・総合芸術監督/齋藤豊治(さいとうとよじ) 小学校1年生の頃だったでしょうか。ある日、神社の境内に遊びにいくと、見慣れた風景の中に忽然とテント小屋が出現していました。サーカスがやって来たのです!恐る恐る中を覗き見ると、そこには見たことのない世界が広がっていました。固唾を飲むとはこのことです。そして何日か後に境内に行くと、テントは跡形もなく消えさり、そこにはいつもの神社の風景があるだけでした。あれは夢?・・いいえ、夢ではありません。僕の頭の中には、あのテントの光景がしっかりと刻みこまれていました。幼い頃の原風景。その後、僕が演劇の道を志したのは、この時の記憶に導かれたからかも知れません。 この夏、サザンクス筑後にサーカスがやってきます。歌、ダンス、芝居、サーカスが繰り広げられる非日常の祝祭空間。子どもと子どもの心を持った大人が集う場所。 どうぞご家族でたっぷりとお楽しみください。