ベクトルを他者へ

館長・総合芸術監督/齋藤豊治(さいとうとよじ)

新しい門出の季節です。新入生や新社会人が、花咲く春の道を軽やかに歩く姿を見ると、こちらまで背筋が伸びて元気になります。多くの方が、新しい出会いや発見に胸が高鳴っていることでしょう。反面、初めての人や環境に慣れていけるのかと、不安を抱かれている方もいらっしゃるようです。特に初対面の人たちの前での、自己紹介やスピーチは緊張しますね。「そんなに深刻にならないで、楽にやりなさいよ!」そう言われれば言われるほど、緊張が高まって来る。そんな経験をお持ちの方も多いと思います。
そこで皆さんに、「緊張を解く方法」を一つお伝えします。キーワードは「ベクトルを他者に向ける」です。
「相手に見られている私」という「自分へのベクトル」を、「相手へのベクトル」に切り替えて、とにかく相手を見る事を心がけてください。相手の表情やリアクションを見ながら話せるようになると、いつのまにか緊張は解けていくものです。え、そんな馬鹿な?それではこの続きの実践は、サザンクス筑後でご一緒に(笑)