共通点を増やす

館長の散歩道

教育関係や企業などから依頼を受けて、コミュニケーション関連のワークショップに伺うことが多いのですが、冒頭で受講者の皆さんにコミュニケーションは上手くいっていますかとお聞きすると、90パーセント以上の方々が否定的な言葉を返してきます。「人間関係は難しい。ややこしい。複雑だ。面倒くさい。」こんな極め付きの返事もあります「人間関係は最悪だ!」笑。反対に残りの10パーセントぐらいの方々の返事はこうです。「人間関係は面白い!」幸せな人たちですね。ところが多くの方々からは、ポジティブな言葉は出てこない。なぜなのでしょうか。理由は単純。他者と自分は違うからです。自分では相手にこう言ったつもりが全然違うように捉えられていたり、相手の言った事はこうだと思って動いたら全然違うことを要求していたなどという事が良くありますね。これを「ミスコミュニケーション」と言います。では、ミスをしないためにはどんなことを心がければ良いのでしょうか。それは『違いを認める』ということです。そんなことは言われなくても分ってる!そうですねぇ。「みんな違ってみんな良い。」言うのは簡単ですが、これが難しい・・。ではどうすれば良いのか。鍵は『共通点を増やす』です。その方法は、次の機会にお届けします!