最終更新日:2021年11月30日

サラメシのナレーション

館長・総合芸術監督/齋藤豊治(さいとうとよじ)

マスク着用の日々があい変わらず続いていますね。相手の言葉を上手く聞き取れずに、聞き返したり聞き返されたりしてお困りの方も多いと思います。そこで、このところ学生や一般の方々にお伝えしている「声と言葉を届けるワンポイントレッスン」をご紹介しましょう。皆さんは、NHKの人気番組「サラメシ」をご覧になったことがありますか?サラリーマンのお昼ごはんや、著名人の愛した昼食等をテーマにしたバラエティです。そのナレーションを担当しているのが、俳優の中井貴一さん。彼のタイトルコール「サラメシ!」は、聴いている人たちに明るさや元気をくれる大変インパクトのある表現だと思います。俳優をしている時の彼の声とは別人のような気がしませんか?実は声の響かせ方を中井さんは工夫しているのです。私たちは、声帯で作られた声を共鳴腔(きょうめいくうという空洞)で響かせています。主な共鳴腔は、のど、口、鼻です。中井さんは、この中で鼻腔の響きを多くして発声しているのです。口を閉じてハミングしながら鼻の先を指先で触れたり放したりすると響きが変化するのがわかると思います。そして中井さんのように「サラメシ!」と言ってみてください。なんだか元気が出て来ませんか?憂鬱になったら「サラメシ!」頭を空っぽにして「サラメシ!」この続きはサザンクスでご一緒に!